IT技術早わかりくん

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アクティビティ図とは

アクティビティ図は、ユースケースやビジネスプロセスを表現するためのモデリング手法の1つです。主に、システム内部で行われる一連の動作やデータの流れを、視覚的に表現することができます。

 

 

アクティビティ図では、以下のような要素を使用して、プロセスの流れを表します:

- アクティビティ: 実行される具体的な処理を表します。
- 分岐/合流: 条件に応じて処理の流れが分かれたり合流したりする部分を表します。
- 開始/終了: プロセスの開始点と終了点を表します。
- 泳ぎ道: 異なる役割や責任を持つアクターごとに、処理の流れを区分けして表現することができます。

これらの要素を組み合わせることで、複雑なビジネスプロセスやシステム内部の動作を、わかりやすく視覚化することができます。アクティビティ図は、プロジェクトの要件定義や設計工程で活用され、ステークホルダー間のコミュニケーションを促進したり、システムの挙動を理解するのに役立ちます。

また、アクティビティ図は、ユースケース図やクラス図などの他のUMLダイアグラムと組み合わせて使用されることも多く、システム全体を包括的に理解する上でも重要な役割を果たします。